庶民の畳?

琉球畳2

テレビドラマに畳の出るシーンが登場すると 職業病なんでしょうが
やっぱり 「畳」が気になって仕方がなくなってしまうんですよね~
こちらは江戸時代・元禄時代の長屋の部屋に登場する畳
貧乏長屋の浪人の部屋という設定ですが、そんな長屋に畳が敷き込まれていたかどうか
ちょっと疑問ではありますが、畳縁のついていない畳であることは当然でしょうね
なんせ 当時は畳縁は貴重品で 一般庶民は縁のない畳が通常だったんですから・・・
しかも最近流行りの縁なし畳の市松敷きではなく、一畳サイズ4枚と半畳サイズ1枚
合わせて4畳半というのも 当然と言えば当然のことと言えますね~

琉球畳3

畳のサイズは「立って半畳 寝て一畳」とも言われてますが、寝転ぶ浪人の身長からして
ちょっと小さすぎるのは ドラマのセットらしいと大目に見ることにします
でも 大写しになった畳表が七島藺で織られているのは 納得です
最近の縁なし畳は 丸藺の目積表が多いのですが この時代にはなかったはずですからね
なんて 畳業界の人間しか 気にしてはいないでしょうけど(笑)

琉球畳1

tokai-kiki