花咲く京都~「花の間」 最初に訪問したのは東福寺・塔頭「光明院」でした。
特に“波心庭”は 名園の多い京都でも“虹の苔寺”と呼ばれるほど印象的な苔と石のお庭です。
玄関からお庭に面した続きの間
やはり畳業界人としては 畳が気になりますが この続きの間は茶の無地縁が使われていました
玄関脇の丸窓の障子が素敵なお部屋も 同じように茶の無地縁
余分な飾りがなくても 丸窓から見えるお庭はとても素敵ですね~
炉が切ってある奥のお部屋からは 庭園が全て見渡せて 贅沢な風情
床には寅の掛け軸 春を思わす桜
お茶を点てて 客をもてなす主人の姿が見えるようです。
気になるのが あまり見かけたことがないベージュ色の畳縁
そんなところも おもてなしの心なんでしょうか?
本堂にもお参りさせていただきました
こちらは 大紋の畳縁が使われていましたが 由緒あるお寺なんですね~
久しぶりに日本人を意識して 贅沢な時間を過ごすことが出来ました