江戸の料亭

えど料亭2

テレビ番組で紹介された高級料亭の部屋 どうにも違和感があった
それはグラフィック動画に登場した客間・・・ここに描かれた畳の間
ひょっとして畳の部屋に入ったことのない外国人が作ったの?
四方縁の半畳畳 それだけでも“ん?”なのに それが部屋中に
しかも斜めに敷き込まれて 床の間の前の畳を見ても ぞっとする。
四方縁の半畳畳をデータとして読み込んで 並べてみました?
そんな感じで作られてのかな? あり得ない違和感だけが残る
「いや この斬新な畳の部屋こそ 高級料亭に相応しい!」なんて
古い感覚の業界人に まさかのメッセージではないでしょうね???

えど料亭1 えど料亭4

同じ番組の中で 出てきた江戸時代の料亭の絵 これを見て ホッとした
到着すると 高級料亭では最初に風呂を奨められて ゆったりと食事を楽しむ
上の絵を見ていると 思い思いの恰好で寛いでいて スーパー銭湯みたいだけど

イメージ的には下の絵の方が 高級料亭に相応しい
紋付を着てはいるが 足を崩して座って リラックスしている客
三味線の演奏で 引き摺りの着物を着た芸子が舞うのを見ながらリラックス
まさに畳があっての江戸の“お座敷文化”だよね こんな遊び復活させたいものだ

えど料亭3

tokai-kiki