大分県国東の七島藺農家さんを初めて訪問させていただきました。
青々として七島藺自体を見るのも初めてで、ちょっと感動してしまいました。
普通の藺草は丸藺なんですが こちらは三角藺と言われるものですが 見れば納得です。
三角藺をまず割いていくのですが シンプルな構造ですが、スピードもあって能率的です。
(写真 上左 三角藺を割く機械 上右 割いた三角藺
その後 普通の藺草なら泥染めという工程があるのですが、七島藺はしません。
そして乾燥機にかけますが 割いて腰がなくなっていますので立てるのではなく、
横に寝かせて乾燥機に何段かにして並べます。(写真 下左)
話を訊くと そのまま乾燥をするのは難しく 割く理由の一つは乾燥しやすくする為とか
そこから織機(写真 下右)で織るのですが 自動織機ではなく半自動織機です。
残念ながら 収穫の時季で織っているところを見学するところを見ることは出来ませんでしたが
先日のNHKテレビで映像では見せていただきました。七島藺を1本1本手で入れていきながら
経糸の間に織り込んでいくんですね これは慣れないと難しい作業ですし、根気もいりますね~