リノベーションコーディネーター協会の八代研修旅行
いよいよ 藺草と畳表の生産に関わる研修の肝の部分となりました。
藺草の刈取りの時期には 殆どの農家は畳表の製織を辞めて 藺草の収穫に専念します。
ということで製織専門の工場を見学させていただきました。
先ずは 藺草の長さによっての選別の説明
岡部さんやアグリシステムで 勉強して来ていたので 早く理解していただけました。
しかし、実際に畳表を製織するのを観るのは初めてのこと
手際よく働く工場の女性がたの姿と 製織機械がイグサを自動的に一本ずつ
織り込んでいくのには 皆さん感動の面持ちで 見とれておられました。
初めて見た時の感動は 畳業界の方でも一緒ではありますが・・・
織機によって作られている畳表は違います。そこにも質問が相次ぎました。
目積の畳表にも興味を持たれましたので 特長と用途を説明させていただきました。
最後のウオータージュエリー加工の撥水畳表の紹介をしましたが
皆さん驚かれ 異口同音に「これはお客様に紹介・提案したい」と言われました。
価格が高くなっても問題はないとの判断をされていました。
下の写真の畳表は実際に8年間、飲食店で使われて 畳替えした後の畳表ですが
表面は色やけやシミもありましたが 裏面はご覧の通りの撥水性能を維持
これまた裏返しを考えた提案が出来ると高評価でした。 やっぱりね(^^)