もはや恒例となった春日井市の防災訓練
“5日で5000枚の約束。”から避難所に新しい畳が届けられた設定で始まる訓練
到着した車から次々と畳が搬出されて 住民の方々が1枚ずつ受け取り二人1組で避難所に運ぶ
実際の畳と同じ厚さで同じサイズの畳 大人なら一人で楽々運べる重さでしかないのですが
避難所に住民の方々によって運ばれてきた畳を一箇所に積み上げていきます。
防災訓練ではありますが、実際に災害が起きた時にも 同じように行ってきました。
春日井市と“5日で5000枚の約束。”の間に防災協定が結ばれており、災害時には
避難所ごとに要望された枚数の新しい畳を届けるという約束がされている。
起きては欲しく無いことだが、起きてしまってからの行動では遅くなるだけ
万一起きたらの準備、用意万端とまではいかないまでも・・・
運び込まれた畳は段ボール仕切りの中に並べられて プライベート空間に
段ボールベッドの上に置いたり その脇に敷いてというケースもあります。
参加された方々は説明しなくても 板の間の上に寝たり座ったりするよりも
畳があることによって 床の冷たさや硬さから解放されることを理解して
いただけます。やっぱり 日本人なら本能的に分かるんでしょうね。
藺草の束も好評でした。 皆さん その香りを楽しんでおられました。