古畳のお役立ち

新嘗祭25.11-1

靖国神社に参拝に行くと 長い列が出来ていました。
ちょうど新嘗祭で「奉納餅つき大会」が行われていたので 並ばせていただきました。
新嘗祭(にいなめさい)とはその年の収穫に感謝して、翌年の豊作を祈るお祭り。
新米でつかれる奉納餅は 縁起物でもあり、並んでもいただくことに価値があります。

と、なんと餅つき臼の下には 古畳が敷かれているではありませんか?
木槌で餅を打てば臼に衝撃が生じます。それを和らげる意味もあってでしょうか?
人が立てば足を下から支え、坐れば尻を下から支え、寝れば身体全体を下から支える
そんな下から支える畳の役割を果たして 最後は奉納餅の臼を下から支えてのご奉公
畳の中でも選ばれしエリートなのかも知れませんね~ 長い間 お疲れ様でした

新嘗祭25.11-2 新嘗祭25.11-3

そんな畳の目立たぬ支えもあって いただいた奉納餅は ありがたいもの
“からみ餅”でいただきました。 つきたてで軟らかくて美味しかったです。
五穀豊穣に感謝して また豊作をお祈りしながら。。。

新嘗祭25.11-4

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