白血病患者の方々を死から救うには
自分と同じ型の人からの骨髄提供しか方法はありません
ある白血病患者の同型の骨髄を持った人が
岐阜県大垣市の市役所に勤めていた
その人の名前は「田中重勝」さん 私の高校の同級生だ
白羽の矢が立ったが 日本では骨髄移植の例はなく
多くの方々が骨髄移植に伴う自分の身体へのリスクに提供が決断できず
登録はしたものの提供の辞退者が続いていたという
確かに身内ならいざ知らず、赤の他人のために自分の生命の危険性を犯すのは憚られる
しかし田中さんは 人の命が救えるならばと勇気を持って決断
骨髄提供者(ドナー)となることに同意した
かくして日本初の骨髄移植は成功を収めて それからの
「骨髄バンク」の設立から現在までの活動が始まっていった
2022年5月末現在 26,679人もの方々がドナーとなって
非血縁者間移植が実施され 白血病患者の方々の希望となっているとのこと
何事も最初の一歩の勇気と決断が 現在を作っていくということだ