旅館の畳敷きが・・・

25.2宿の畳1

旅館の座敷・・・従来の旅館なら 畳敷きの座敷の奥に絨毯に椅子座
というのが定番なんだろうけど ここは逆に 手前が板の間にベッド
その奥の窓際が座敷になっているのが面白い
ゆったりと畳に座って ぼんやりと外の景色を見るのも良いもんだ

畳は天然藺草の目積の畳表を使って 半畳サイズの縁なし畳を
流行の市松敷きにして敷き込んでいる。
柱等の出っ張りには 加工的にはちょっと手間がかかるが
そこは上手に仕上げてあって プロの畳屋さんのなせる技かな?

25.2宿の畳2 25.2宿の畳4

フローリングからバリアフリーで畳敷きの座敷へという動線
手前のフローリングは冷たいのでスリッパを履かないといけないが
畳敷きに上がる時には スリッパを脱いで上がることになる
夜になって気が付いたが ベッドから降りてトイレに行くのにも
板の間は冷たくて スリッパを探さなくてはならなかった
やっぱり ベッドの下も畳敷きが良いね~
それは着替える時にも感じたことではあった
畳だと洋服でも和服でも 脱いだ後でたためば良いのだが
脱いだ衣類がフローリングの上だと ワックスや埃で汚れそう

この畳表は良質のようで 緑から黄金色に綺麗に色が変わっていた
また黄金色は暖色で 見た目にも温かく感じる 夜なら尚のこと・・・
実際に座っても歩いても寝転がっても ここの畳は温かくて軟らかくて
最高の肌感でもあった  やっぱり畳って良いね~

25.2宿の畳3

tokai-kiki