町田デザイン専門学校の学生さん達が作られた「畳の間」です。
黒田先生のご案内を受けて見学させていただいたのですが、一瞬「これが?」と戸惑いました。
何故なら 私がイメージしていた「畳の間」とは大きく離れていたからです。
学生さん達の説明を受けると 中国の桂林をイメージしたんだとか・・・びっくりです。
知らぬ間に「畳の間」という言葉に固定観念を自分自身が持ってしまっていたんですね。
「畳の上に気楽に自由に座るということを意識して作りました」
畳の上に“座る”とは、“床座”ではなく、“椅子座”という感性なんですね~
ある意味ではショックでしたが 新しい感性が新しい空間を創造したんだと思い直しました。
「畳って面白いですね~ いろんな素材がとても興味深く思いました」という言葉を聴いたから
自由な発想で 新しい畳の可能性を拡げていく
この空間が未来形だという訳ではないかも知れませんが、少なくとも私の感性にはないものを
若い世代の人たちが持って 新しい未来を創っていくんでしょうね
とても勉強させていただきました。 同時にまずます畳の情報を提供していく必要性を感じました