暮らしの中の畳

まんぷく 畳1

最近、朝ドラ・再放送に嵌まっている
“あまちゃん”の次に“まんぷく” どちらも視聴率の高かった朝ドラだが 今見ても面白い
“まんぷく”では戦時中から敗戦後の日本の生活が垣間見れるのも興味深いものがある

上は主人公の親友の嫁ぎ先 地主さんのお屋敷 畳の部屋が幾部屋も続きの間になっている。
床の間があって 黒縁のついた畳が敷き込まれている。(これは古民家を使ったロケかな?)
当時の畳縁は綿や麻で作られていて 黒や紺色、茶色の無地の縁だった。

下は主人公の住まい 陸軍の施設だったところの居住部屋に住んでいる。
狭い部屋に いくつもの家具が置かれている(もちろん時代考証の上でスタジオに作られたもの)
真ん中にちゃぶ台 壁際に茶箪笥 その上にあるのはラジオのようだ
窓際の低い台の上に位牌と遺影(自宅は空襲で焼失したので仏壇はない?)
そして 畳の上に机と椅子  そんなのは普通だったのかな?
で、畳は一畳サイズの縁なし畳が敷き込まれている
戦中からの庶民の家の多くは 縁のない畳が使われていたというのも事実

しかし そんな風に時代の生活を感じるのは畳業界の人間だからかな?
大道具さんの努力に頭を下げながら 楽しみに観ている

まんぷく 畳2

tokai-kiki