連続テレビ小説「チョっちゃん」再放送の一コマ
高等女学校の寮の部屋は 4人の相部屋
床の上には共同の一つの机と四つの椅子が並べられています
注目は小上がりの畳スペース 縁なし畳が敷き込まれています
ある意味では今流行のスタイルですが 違うのは半畳縁なし市松敷きではなく
一畳サイズの縁なし畳が敷き込まれていることですね~
縁なし畳の一畳サイズというのは 当時の畳のスタンダードでもありました
小上がりの畳スペースは共同スペースではありながら 布団を敷いて寝る場所
いわば ベッドのように使われていたことになるんですね
朝起きると 布団を畳んでしまって 同じ部屋の4人で掃除をするのが規則
そして小上がりの畳の上に行儀よく座って 皆で一緒に朝食をいただくのも規則
いや 規則と言うよりも 当たり前の朝のルーティンワークと言うべきですね
皆が正座して 各自のお膳で食事をいただくのも 当たり前
床には椅子と机もあるけれど それを使わないも当たり前なんだろうね
勉強する机は 食事をするところではないということだろうね
そう考えると やっぱり畳はフレキシブルに使えるという空間であるのも面白いね~