建築設計段階でもっと畳が採用されるように・・・
一般の方への提案をしていただくにあたり、建築士様に畳のことをもっと知っていただいきたい!
7月12日、13日。東京秋葉原にて。
建築士様向けに「畳の勉強会」を開催するという、業界初の試みを行いました。
【1】トップバッターは、弊社・内藤会長によります、畳の基本的なお話、日本の畳の歴史と海外の畳事情です。
・今年の建築建材展で集計したアンケート結果に基づく、畳の意識調査について
・畳のサイズ・広さについて
・畳床、畳表、畳縁のいろいろな種類
・畳の歴史
・海外の畳事情
特に、床・表・縁にはいろいろな種類があるということを発見した方が多数いらっしゃいました。
【2】続きましては、東京都北区の有限会社八巻畳工業・八巻様のお話。
・い草農家さんの実態(毎年刈り取りの時期になると、住み込みでい草農家さんのお手伝いをしています)
・畳屋さんの視点からの畳のPR
八巻様の熱い思いに、共感された方も多数いらっしゃいました。
【3】休憩時間は刈り取り直後のい草の束や、グレード別のい草、各種畳商材を見ていただきました。
「い草」を見る機会がなかなかない建築士さん。
質感・ニオイなど非常に興味をもっていただき、質問も飛び交いました。
【4】ブレイクタイムを挟んで、北九州市立大学の森田教授によります、「い草の力と畳の性能」。
建築士の方はい草の性能面に興味がある方が多いため、数値や実験に基づく根拠のある話は、とても参考になったと好評でした。
【5】そして、再び内藤会長の出番。
モダンなインテリアの提案として、モダン乱敷畳など。
用途別提案として、茶室用の畳・座椅子型畳「楽座」・わんにゃんスマイル畳・・・など。
ライフステージ別提案として、子育て畳・衝撃緩和型畳「ケアケア畳」・洗える畳・・・など。
いろいろな切り口から、畳の紹介をしていました。
【6】最後に、参加者の方でミニ畳を作りました。
最後は、参加者の皆様で記念写真を撮りました。
皆様、満足されたようです。
2日目、またブログに掲載しますね★