続 名古屋城 本丸御殿

本丸5 本丸4

名古屋城本丸御紹介した紹介した第一期工事に続いて 第二期工事が行われ、
その中心となっているのは「対面所」
「表書院」が藩主との一般の謁見に使われたのに対して、
「対面所」は家臣や私的な対面や宴会に使われたそうです。
どちらも武家風の書院造りですが、襖や欄間、天井等の造り、装飾金具でさえ、
一段と豪華になってきます(上の写真)

下の写真は第三期工事 その中心となっている「上洛殿」です。
こちらは徳川家光の京都への上洛時に名古屋城に泊まられる為に増築されたもので
将軍を最高のおもてなしで迎える豪華絢爛の粋を施した造りになっていて
息を飲むほどの素晴らしさで、尾張徳川の威信をかけた造作になっています。

世が世なら 平民には目に触れることはなかったであろう空間が拝見出来て
しかも自由に写真を撮ることが許されるとは、尾張藩主も想像だにしなかったでしょうね。
名古屋に来られたら見逃すのことの出来ない名古屋城本丸御殿です。

本丸6 本丸7

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