
深川江戸史料館 やっぱり江戸庶民が住んでいた「長屋」が気になってしまいます。
ここでは 5つの長屋が 現物代に再現されていました。
まずは三味線の師匠の家(下・写真)
やはり 縁なしの畳(七島藺使用)ですが、ちょっと贅沢に6畳の畳敷きの部屋
火鉢を挟んで座布団が敷かれて 奥には明るい窓際に文机と行燈が見られます。
その後ろに鏡があって 三味線も壁に架けられています。
反対側には茶箪笥と箪笥 その上には仏壇でしょうか 横には縁起物の熊手
三味線の師匠も 商売なんですね~ 商売繁盛の為か 誰と一緒に行ったのかも
気になってしまいます・・・って 妄想ですね~(笑)
師匠好みのイイ男が 居候してしているなんていうのも(^^;;
猫が入っている駕籠が気になりますが ひょっとしたら藺草製かな?

お米屋さんの職人さんの家 設定では妻と小さな子供の三人暮らしとなっています(上・写真)
こちらは縁なし畳の四畳半の部屋 典型的な長屋の住まいですね(下・写真 と対比して下さい)
真ん中には 櫓ゴタツ 「狭いながらも楽しい住まい」というところでしょうね

上は 船宿の船頭さん宅 船宿と猪牙舟については 深川江戸史料館3 で紹介した通り
鯉を描いた法被に 網が船頭さんの家らしくて良いですね~ 独身のようですが???
下は 木場の木挽き職人 設定では 奥さんと二人暮らしという設定です
壁に大鋸が架けられています 神棚が目立っていますが 熊手はないですね
商人ではないですから 商売繁盛の縁起は必要ないかな? 貼られている御札は気になりますが

上の写真は 使われていた縁なし畳 やはり七島藺が使われていますね
畳の框は手縫いですが 角が割れてしまっていたのは残念ですね~
返しは機械縫いですね 横に縫った糸に掛かるように千鳥縫い
これが両用機の返し縫いで平刺し縫いから 2度縫いで千鳥縫いと基本形です
下の長屋は あさり・しじみのむき身を天秤棒を担いで売る魚屋さんの住まい
右奥に商売用の天秤棒やタライやザル置かれていることからも分かります。
で、こちらは畳ではなく、板の間に藁菰、ムシロが敷かれています。
このことからも分かるように 大家さんが畳敷きにして 貸してくれる訳ではなく、
畳は住人の自前の持ち物(個人所有の財産)ということが 推察されます。
実際に引越をする時には 家財道具の一つとして自分の家の畳を持って移動したそうです。
それだけ畳は貴重品で高額な物だったということにもなりますが・・・
