畳干し

おおそうじ1NHK BS3で以前に放送された朝ドラを再放送している
今月から始まったのは「芋たこなんきん」 2006年放送
大阪を舞台とした作家・田辺聖子さんの自伝的ドラマです

そんなドラマの中で上のようなシーンが出てきました

戦後第一世代、第二世代には懐かしい風景ですが 一体何をしているのか?
戦後第三世代には、何のことやら分からないかも知れませんね~

おおそうじ2これは 年に1度行われていた一斉大掃除の日の風景

家の中の家具をどかせて 畳もめくり上げる
それを外に出して太陽に当てて干し、埃もついでに叩き出す
高温多湿の日本の夏、部屋の湿気を吸いこんだ畳の吸放湿機能を取り戻す
畳の手入れ法の一つとして、どの家でもやっていたことです。

もっとも私は戦後の我が家のことしか知りませんが
ドラマは戦前の大阪が舞台 戦前から全国的に行われて行われていたんですね~

この大掃除と畳干しの風習 一斉にゴミが出るからと自治体が処理できないと
昭和四十年代には姿を消してしまったようで 今や懐かしの風景となりました

おおそうじ3

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