宿の畳

畳の宿1

老舗旅館の別館の客間  次の間がある訳でもなく 上級の部屋ではない
簡易的ではあるが 床の間があって 花も活けてあった
一つの柱があることで 床の間にテレビという訳でもない(笑)

畳の上に座卓があって 座椅子に座布団 という床座スタイルの他に
一画には 板の間になっていて 椅子と机 こちらは椅子座のスタイル
どちらもあることが 現在のスタイル・・・おもてなしの配慮なのかな?

畳の宿2

当然ながら 気になるのは 職業柄 畳である
畳床は藁床ではなく 藁を使わない建材床であったが そんなに硬くは感じなかった
一画の板の間とは全く違って やっぱり畳としての温もりも感じることが出来た
その理由の一つは畳表が藺草だったからだろうか? 個人的な感覚かも知れないが
せめて客間は建材畳表ではなく、天然藺草の畳表であってほしいと思う。
使われていた天然藺草の畳表は、高級とは言えないまでも それなりの品質であり
傷んではいなかったが もうそろそろ表替えをしてほしいと思ってしまったのは
畳業界の人間だからかな? 一緒の家内は そこまでは感じなかったらしい

畳の宿3

tokai-kiki