畳の品格=お店の品格

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なかなか予約が取れないというお店に家内と食事に行きました。
最近増えている畳敷きの座敷に椅子座のお店で 膝を傷めている家内には優しいスタイルです。

人気が高い性なのか 机の数を増やして席を作ろうと無理をしている感じ・・・
机と机の間が狭いのと 縁の板張の場所まで 机を詰めてもいました。(下の写真)
人気の店だから 出来るだけ沢山の方に入って欲しいということなのでしょうかね~

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当然のことながら 職業柄 使われている畳がとても気になります。
残念ながら 結構な料金のお店なのに 畳表はお世辞にも良い畳表とは言えません。

框付近の畳表の口が開いているし、畳が浮いて段差が出来ています。
これはどうやら畳替えの価格優先で 畳屋さんを選んだのでしょうね~
いや いくら安い値段でも 良心のある畳屋さんなら こんな段差はちゃんと解消するはず
こりゃぁ 残念ながら 全くの素人仕事のようにしか見えませんね~

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「これは酷いわ こんな酷い畳を見たことがないわ」 家内が小声で私に言いました。
いつも一緒に食事に行くと 私が畳の寸評をしているので 家内も畳が気になるようです。

家内が指摘された畳を見ると 畳表の黒筋が目立つし
そのことが余計にい筋が大きく曲がっているのを際立たせてしまっています。
これは全くいけませんね~ 店の品格はガタ落ちですね
出てきた料理も値段の割に・・・ 良い勉強になったね~ と家内と思わず笑ってしまいました。

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tokai-kiki