くつろぎの畳空間

天龍寺1

暑い日本の夏  京都のダルマ絵で有名な寺院
その寺院の大書院の部屋 畳が敷き込まれた大広間であり、自由に畳の上にあがることが出来る
そのせいなのか ちょっと畳表が傷んでいるのが気になるが 暑さを逃れ 一休みたい方々が
中には外国の方々さえも この部屋にあがって寛いでおられる姿が とても印象深かった。

天龍寺2

畳の部屋は歩いても その上に座っても その柔らかさが心地よい
そして高温多湿の夏 畳の部屋は何故だか涼しく感じられるのも素晴らしい
理由は畳が空気中の湿気を吐いたり吸ったりする 調湿機能を持っているからなのだが
そんな理屈を語るより 老若男女、国籍を問わず 肌感でそれが分かるので
教えられることもなく 疲れた身体の求めるままに 座ったり 寝転んだり・・・

くつろげる畳の空間は 日本の誇る文化の一つであると この風景を見て確信した

天龍寺3

tokai-kiki