暑い日本の夏 京都のダルマ絵で有名な寺院
その寺院の大書院の部屋 畳が敷き込まれた大広間であり、自由に畳の上にあがることが出来る
そのせいなのか ちょっと畳表が傷んでいるのが気になるが 暑さを逃れ 一休みたい方々が
中には外国の方々さえも この部屋にあがって寛いでおられる姿が とても印象深かった。
畳の部屋は歩いても その上に座っても その柔らかさが心地よい
そして高温多湿の夏 畳の部屋は何故だか涼しく感じられるのも素晴らしい
理由は畳が空気中の湿気を吐いたり吸ったりする 調湿機能を持っているからなのだが
そんな理屈を語るより 老若男女、国籍を問わず 肌感でそれが分かるので
教えられることもなく 疲れた身体の求めるままに 座ったり 寝転んだり・・・
くつろげる畳の空間は 日本の誇る文化の一つであると この風景を見て確信した