高山の大雨や気温がテレビで報道されるのを見て、無性に高山陣屋に行ってみたくなった。
酷暑の中で自分でも物好きだとは思ったが、高山線も運休・・・今なら観光客も少なく
ゆっくり広大な陣屋の中を見てあるくことが出来る・・・そう思ったが、やっぱり!
まずは玄関の間 正面の青海波の模様 モニュメントのように花が活けられていて
紋縁の畳が敷き詰められている広い玄関は 格調も高く、民を圧迫しているようだ。
玄関を右に進むと「お役所」 郡代・手付の執務する部屋(役所の中枢部分)
こちらも紋縁の付けられた畳敷き 広さは二十八畳
更に右奥に進むと「御用場」 地役人の勤務する部屋
無地の縁のついた畳敷き(紋縁と無地縁は権力・身分の違い) 広さは三十五畳
御用場から御役所 そして玄関の間を眺める
縁側から板戸で区切られた奥は 廊下も全て畳敷きである。
この陣屋にいったい どれくらいの畳が敷き込まれているのだろうか?