東京の祖神祭で各組合で保管されている「畳祖神」の話題になりました。
神奈川県の掛け軸には 尺杖を持った神様と 藺草を持った神様が描かれているというので
一度見てみたいと思い、神奈川県の村上理事長に一度見せていただけたらとお願いしました。
すると 当社の内覧会に組合事務局の方が現物を持参いただけ 拝見させていただきました。
確かに 掛け軸の真ん中に立っておられる彦火火出見尊の脇に座られている神々が描かれ
右前の海神豊玉彦命は 畳の寸法を測る尺杖らしいものを携えておられ
左前の后豊玉姫尊は 藺草の束らしきものを抱いておられるのです。
また掛け軸の上部には謂れが書かれており、彦火火出見尊を八重畳(皮畳八重)を敷いて
おもてなししたのが「畳の始まり」と書かれているように見えます。
また謂れの最後には「海神を畳の祖神」とも書かれているように見えます。
ありがとうございます。 とても貴重なものを見せていただき、勉強になりました。