古民家再生 墨俣宿・脇本陣

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全国各地で空き家が問題となっています。
一方では その空き家をリノベーションして再生再販の動きも増えています。
そんな中でも格式と歴史を持った古民家は 再生して保存するというケースも・・・

先日 岐阜県大垣市墨俣での古民家を再生して民泊施設にしようという試みを見学
美濃路の宿として参勤交代の大名の脇本陣としても利用されていたということで
お庭も含めて流石の建物ではありました。

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民泊施設ということで 奥のお座敷も利用されるようですが、栗の間というお部屋では
畳の上にベッドが二つ並んで置かれていて 外国の方々や若い方々等の宿泊にも
配慮されているのが分かります。
古民家ブームもそういった方々が力になっているようです。

囲炉裏の隣の部屋は「出世の間」と名付けられていて 山田憲司さんが作られた畳アート
“ひょうたん”をデザインされた畳の間となっていました。
墨俣は信長の美濃侵攻の要地として一夜城が築かれたことでも有名な土地
一夜城は木下藤吉郎 のちの太閤秀吉が信長の命で築いて出世の一歩になった歴史があり
その秀吉の馬印が“ひょうたん”だったという由来 「出世の間」に相応しいですね~

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