ゴールデンウイークの始まる前のこの時期から いぐさ農家の方々には繁忙期
上の写真の機械は 発動機の長い板の下の薄い刃物が回転する仕組み
この時期のみ使う機械というか 道具だが、「先刈り機」と呼ばれるもの
下の写真のように二人一組で田んぼに入って 藺草の先の方を刈り落とすのだ
先刈りの目的は 太陽の光が藺草の根元にまで届くように 根元から45cmほどの
高さで切っていく・・・これによって 新しい藺草の新芽の発育が良くなっていきます。
上の写真は 次の作業の為の機械ですが これは杭を打ち込む為のもの
下が その機械を使っての杭を打つ作業
以前は槌を使って杭を田んぼ深く叩き込んでいたんですが・・・
この杭は網を張るためのもので 収穫時まで 藺草の成長の合わせて
網を上げながら 長くなっていく藺草が倒れないようにする訳です。
どちらも良質の藺草を収穫する為には欠かせない重要な作業です。
遠く離れた地から 八代の藺草農家の方々にエールを送らせてもらいます。