避難所の畳

ひなん所

能登地震発生から30日が経ちました。
この期間 被災された方々のご苦労は想像を遙かに超えていると思います。
畳店の出来ること 畳店だから出来ること として
「5日で5000枚の約束。」のメンバーから1000枚を超える新しい畳が
プロジェクト登録の畳店が作られて 被災された七尾市や志賀町の避難所に届けられました。

*天然藺草の畳表を使用した新しい畳・・・藺草の香りはリラクゼーション効果があり
良い睡眠効果があります。また藺草には抗菌作用があり、O-157を始めとして
食中毒菌の繁殖を抑制する力を持っています。

既に避難所だった学校の教室等の畳は授業が再開されて 新たな場所に移設もされていますが
冷たく硬い床と違う畳の温かみと軟らかさに 避難生活を余儀なくされている方々からは
感謝の言葉もいただいているようで、更に追加の要請もいただきました。

ひなん所1 ひなん所2

避難当初よりは プライバシーも守られるように 仕切りやテントも活躍し(上)
屋根付きの仕切りも投入されているようではありますが、それでも やはり
畳はそのまま使いたいという避難所が多いのは やはり冬の床からの冷えには
断熱性能を持った畳が役立っているからでしょうね

*最初は床にブルーシートを敷いて 段ボールを置いての毛布一枚だったようで
寒くて硬くて 眠れないという方が多かったようですから・・・
プロジェクトのスポンサー企業としても お役に立てていることに感謝です。

ひなん所3

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