高山陣屋 その3

陣屋6-1 陣屋6-2

高山陣屋 順路通り歩いて 表の執務部屋から 裏の部屋に通じる
執務の役人がお茶でも飲みながら休憩する「湯呑所」があった
勝手があって 簡単な食事を作るのか かまどまである。
また 部屋の中央には暖を取る為か 囲炉裏になっているのも面白い

畳業界の人間なら ここの畳も興味深い
表の郡代等は紋縁が付けられ 地役人等は無地縁の畳
ここに至っては 縁なしの畳が敷き詰められている。
現在では縁なし畳はオシャレということになっているようだが、
ここでは格の低い部屋の畳という存在であることも面白い。

陣屋6-3
陣屋5

湯呑所の横には書役部屋がある  ここではまた無地の縁付きの畳敷きになっている
この部屋は御用場の下働きとして書役が位置づけられているようだ。
外には 帳面土蔵(跡)というのが ちゃんとあるのも興味深い
大切な帳面は火事があっても焼失しないように土蔵の保管されていたのだろ

陣屋7 陣屋7-1

 

 

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