鎌倉時代初期に描かれたと謂われる「北野天神縁起絵巻」(上・下の絵)
菅原道真の無念の一生と 死後天満大自在天と化して霊威を振るったこと、
人々が道真の霊を鎮めるために描かれた
そんな中にも畳が・・・特に面白いのが上の絵
火事の中で慌てて畳を持って逃げる人 それだけ貴重品だったのでしょうね
鎌倉時代中期に描かれたと謂われる「春日権現験記絵巻」
藤原氏の氏神である春日権現の霊験を描いて 藤原一門の繁栄を祈願したというもの
さすがは栄華を誇る藤原氏 畳が一杯敷き込まれている?(上)
もっとも 畳が必要なところに運んで持っていって並べるというのが通常の使い方
当時の畳のありようを知るためにも とても貴重な絵でもある。