この時季になると 庭師さんに 我が家の庭木の手入れをしていただいている
今年も梅雨の中休みの日 来てもらって 庭木がさっぱりとしたのだが
ここ数年の猛暑で 庭木もかなり傷んでいるようだ。
もっとも家の庭木の多くは30年以上前 先代が家を建てた時に植えたもの
古くもなっているし、当時と気候も大きく変わってしまっている。
古来日本の家は 木(柱・梁・建具・庭木 等)と土(土壁・瓦 等)と
藁(土壁に畳 等)と紙(障子・襖 等)で出来ていた。
そして それらを季節ごとに家の手入れをした。
それを日本の四大メンテナンスというと教えてもらったことがある。
春 ; 冬の寒さや雪で傷んだ屋根の手入れ(⇒瓦屋さんの出番)
夏 : 春になって伸びに伸びた庭木の手入れ(⇒植木屋さんの出番)
秋 : 高温多湿の夏の湿気をたっぷり吸った畳の手入れ(⇒畳屋さんの出番)
冬 : 冷たい隙間風を防ぐように障子や襖の手入れ(⇒襖屋さんの出番)
そんな手入れの為に 決まった職人さんに頼んでいたというのも今や昔かな?