研修の最後は七島藺学舎の見学
元々は教室だった部屋に様々な七島藺の製品の展示
製品と言うよりも七島藺で作られた生活用品
如何に 国東の方々の生活に七島藺が身近な材料として使われていたかが分かります。
黒板と写真を利用しての七島藺の栽培から畳表になるまで
七島藺の栽培が盛んだった頃の貴重な写真も とても興味深いものがありました。
細田さんのお話をお聴きして 意見交換も・・・
そして参加した全員で記念撮影をして研修を終えました
もう一つ 畳屋さんなら誰もが興味を持つであろう凄いモノ
いや 畳の歴史を語る上でも とても貴重なモノを見させていただきました。
それは国東で実際に使われていた「畳」です。
もちろん七島藺を使った縁なし畳・・・
1畳サイズで まさに「琉球畳」の里の「琉球畳」とも言えるでしょうね。
まずは畳床を見てびっくりしました。
今まで見た手床とは まるで違った畳床なんです。
菰と筵を合わせたもの・・・全く糸は使われていない?
縫うというよりも藁の縄紐で編んでいる感じです。
更に更に驚いたのは 七島藺で作られた畳表の使われ方
框部も糸ではなく 細めの縄紐で縫うというか 綴じている感じで
返しは七島藺の畳表を下に曲げて・・・ではなく、幅で折りたたんでありました。
最後の最後で 目から鱗の畳の作り方
先人は いろいろな工夫をして実用品の畳を作っていたんですね~
凄く 感動した“いにしえの畳”でした。